とある夏の日の夜。
その夜は日中の暑さとはうらはらになぜか寒いくらいでした。
ひさしぶりにブログを書いているうちに気が付けば時計は深夜2時。
コーヒーを飲み過ぎたせいでなんだかトイレに行きたくなってきました。
廊下に出てみると辺りは真っ暗。
「そうだ、電灯切れてたんだった…」
ギシ…ギシ…老朽化して音を立てる廊下を手探りでゆっくりと歩きます。
「!?」
トイレ目前で足先が濡れた感覚でビクッと身体が硬直しました。
「まさか…親父が…?」
最近ボケぎみの父が以前トイレに間に合わず廊下で漏らしてしまった事があったのでまたやってしまったのかもしれない。
途端に不愉快な気分になってトイレのドアを勢いよく開けて電気のスイッチをいれ振り返ると…。
「あ…赤い?」
差し込んだ明かりにうっすらと照らされた液体は赤みがかっているようにみえます。
静かに近づいてしゃがんで見て見るとやっぱり赤い。
と。
「ピチャン」
液体が波紋を作ります。
天井からこの液体が…?
恐る恐る見上げるとそこには…天井に張り付いた老婆が首だけをこちらに向けてニタニタ笑っていたのです!
その口元から滴った赤い血が再びピチャンと足元の液体に落ちました。
「うぎゃあぁぁぁぁ!!」
薄れゆく意識の中でボクが最後に思ったのは「怖い話を自作してお金稼ぐことできないかなぁ?」ということだけでした…。
というわけで!
今回の記事では怖い話を自作して副業にする方法をお伝えしたいと思います!
この記事を書いた人
人生ハードモードの47才独身男。
底辺をさまよい続ける氷河期世代の申し子。
就職に失敗し父親の事業を手伝うも月給は8万円。
結局は倒産し35才から12年間フリーター生活。
自作した怖い話で稼ぐ方法
いくつかありますが主要なところは下記の3つ。
どれか一つだけ選ぶというわけでなくこれらはそれぞれ展開していくことで相乗効果を狙える利点があります。
たくさん怖い話を量産して自分のファンを増やしていく継続力も必要。
自分のブログに書く
自分がブログを運営しているのならもちろん記事の一環として投稿するのは簡単。
読者がクリックするだけで収益が発生していくアドセンスクリックや怖い話好きな人が興味を示しそうな商品広告のアフィリエイトで稼ぎましょう。
amebloのような無料ブログでなければ運営するのにドメイン代やサーバー代など運営費がかかるので場合によっては赤字になるのがデメリット。
とにかくPV数を増やす努力が必要。
お手軽にnoteに投稿
たくさんのクリエイターが文章やマンガなどを投稿するメディアプラットフォーム「note」に怖い話を有料記事として投稿して稼ぎます。
「note」の登録は簡単な上、有料記事が読まれさえすれば即収益につながるので非常にシンプルで簡単。
当然読者も記事にお金を払う価値があるかどうかを精査するので有料記事以外にも普通に全部読める怖い話を投稿したり有料になる前の文面で読者の気を引ける文章を書きましょう。
ブログも並行して運営する場合は全く同じ話を投稿するとブログのSEO(簡単にいうと検索されやすさ)がマイナスに働くのでNGです。
YouTube、stand.fmなどにアップロード
自作の怖い話を書くだけにとどまらずYouTubeやstand.fmで自分の音声を使って配信して収益化する方法。
YouTubeでは動画で怖い話を撮影しているチャンネルもあるのでただの朗読では再生回数を稼ぐことは難しいかもしれません。
最低限その話に合わせた挿絵は数枚入れましょう。
stand.fmではもともとラジオのような音声のみの配信アプリなので朗読とは相性がいいです。
文章力だけでなく声質と演技力が求められるためハードルは高いです。
簡単に!怖い話の作り方
誰もが一度は聞いたことがあるであろう「怖い話」。
それだけに読者の目は肥えていますので興味を持ってもらえる話を作りましょう。
基本的には自分の好きなように創作していいと思いますがそれでも最低限押さえておきたいポイントがあります。
話をより怖くする語り
どんなに怖い話でも登場人物が怖いもの知らずの荒くれ男だったり危機感の足りないギャルだったりしたら怖さも半減。
なるべく無個性な動かしやすい登場人物にして丁寧な語り口を心掛けたいですね。
また、夜のお話にした方が昼よりも自然に1人きりのロケーションを作れるので話をいろいろふくらませやすいです。
読者の関心を引くタイトルに導入部
ボクも怖い話系の本はよく読むのですがタイトルや冒頭部分でイマイチだなと思ったら飛ばして他の話に行ってしまいます。
それだけ大事な部分ではあるのですが、特に「note」に有料記事を投稿する場合にはタイトルと有料記事前の怖い話の導入部で読者の気をひく事は最重要。
そこでそっぽを向かれたらお金を支払うどころかただでも読む時間がもったいないと思われてしまいます。
結局は話の怖さが大事!
読者が最も求めるもの、それが怖い話のクオリティ。
つまらないと思われればもう見向きもされないし、もし気にいってもらえたなら次の怖い話も期待して待ってくれるかもしれません。
日々怖い話のネタになりそうな探して読者の心に残る怖い話を作りましょう!
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